はじめに
毎年夏になると、いたるところで花火大会が催されますね。
ドーンという大きな音とともに、夜空いっぱいに咲く大きな光の花。
次々に打ち上げられる色とりどりの花火は、見ている人々の心を魅了してやみません。
今ではキャラクターの顔や、絵画のような花火もできて本当に驚きます。
日本の花火の技術は世界一だそうですよ。
人々の心を楽しくさせる花火ですが、もともとは厄払いの意味で打ち上げられることもあったそうです。
また、大輪の打ち上げ花火ばかりでなく、線香花火など小さな花火もなかなか風情があっていいものですよね。
しかし残念なことに、どんな花火もその輝きをとどめておくことはできません。
そんな花火の夢には、いったいどんな意味が隠されているのでしょうか。
一緒に紐解いてみましょう。
もくじ
「花火の夢」が暗示するもの
一瞬の輝きを放って、跡形もなく消えていく花火。
美しく儚いものの代表ですが、それよりもワクワク感や楽しいイメージが強いのは、今やデートスポットと化した花火大会の華やかさやにぎやかさのためでしょうか。
そんな「花火」が象徴するものは、「憧れ」「目標」「夢」など、明るい未来を描くものです。
また、「物事のタイミング」「非日常的な出来事」「強い意志」「行動力」などとともに、勝負運や金運を表すこともあります。
花火の種類や状況、どこで見るのか、どんなものと一緒に現れるのかで、その意味が違ってきます。
例え良くない暗示だったとしても、そこに込められたメッセージをしっかり受け止め、真摯に向き合うことできっと道が開けていくでしょう。
そんなふうに前向きに活用していってくださいね。
ジャンル別「花火の夢」の暗示
具体的に「花火の夢」に関する《19パターン》について、吉夢or凶夢なのかをまとめてみました。
☆吉夢☆
【星空に花火があがる夢】
星空の夢は、あなたの望みが叶うという暗示です。
そこに花火が加わるとさらに意味が強化され、今までの努力が報われ、叶うはずがないと思っていた夢や憧れが叶うという兆しになります。
また、あなたの自信に裏打ちされた前向きさが不思議な輝きを放ち、「あの人のようになりたい」と、周りの人のあこがれになっている可能性もあります。
どちらにしても、とても良い夢ですね。
とても良い夢ですが、星の数が少なくてあまりよく見えない場合は、自分事にばかりとらわれて周りへの配慮が足りていない可能性もありますので、謙虚さを忘れないよう自分を振り返ってみる事も大切です。
【屋上で花火を見る夢】
屋上は他の所より高い位置であり、花火の打ち上げ場所からは少し離れたところから見ていることになります。
そのことから、この夢を見たあなたには自分を客観的に見る力が備わっていることを示しています。
目先の小さなことや周りの意見に左右されず、自分の考えをきちんともって行動できる時期であることを夢は告げています。
【雨の中で花火をする夢】
雨が降っても花火をしていた場合は、あなたが今まで目指していた目標が何らかの理由で変わることになる・・・という暗示です。
迷いや疑問が出てきたり、あなた自身の考え方や価値観が変わって、その目標が意味を持たなくなるのかもしれませんが、決して悪い方に変るわけではないようです。
どちらかというと凶夢のようですが、実はそうではなく、しっかりと自分自身に向き合い、納得できる目標を再度設定していけば、より良い方向に進めることを夢は告げています。
【お祭りで花火が打ちあがる夢】
花火は目標を達成しようとする意欲が高まっていることを表し、お祭りの夢は「良い知らせ」を示しますので、その二つが一緒になると、あなたの夢や目標を叶えるために必要な良い知らせが届くという暗示になります。
【花火大会の夢】の場合は、たくさんの花火が次々に打ち上げられることから、自分に対する評価が上がる、評価が高まる事への期待を表しています。
成功に対する強い気持ちがあるのはよいのですが、それが執着になってはよくありません。
また、大きな成功には代償が伴うこともありますのでその覚悟ができるなら、努力を積み重ねることで成功を手にすることも夢ではないでしょう。
【手持ち花火をする夢】
あなたがとても堅実で、実力の面でも自分を良く知り、それにみあった目標をたてて努力しているという暗示です。
地道な努力を重ねることで、その目標はきっと達成できるでしょう。
【花火と虹の夢】
虹は「希望」や「幸運」「願い事が叶う」という意味がありますので、夢や目標を表す花火と一緒に夢に出てきた場合は、これも願い事が叶うというとても良い暗示です。
何事にも積極的にチャレンジするとよいでしょう。
☆凶夢☆
【ねずみ花火の夢】
シュルシュルと音を立てて走り回るねずみ花火の夢は、あなたの目標や憧れを叶えるにあたって、何らかの小さな邪魔が入る可能性を示しています。
ケアレスミスや、邪魔をするような人の出現に気をつけましょう。
あまり大きなことではないようですが、油断は禁物。
気を引き締めて、周りに注意しながら慎重に行動しましょう。
【ロケット花火の夢】
あなたの異性に対しての興味、恋愛をしたいという欲求が高まっているという暗示ですが、それが強すぎることを示しています。
片思いの人は、なんとか両想いになりたいという強い欲求が高まり、恋人がいる人は今の状況に満足できず、もっともっとと相手に求めている可能性があります。
欲求というより、欲望かもしれません。
あまりに強いと相手を疲れさせてしまいますので、自分中心な欲求や要求になっていないか、相手の状況や立場も考えて行動するようにしてくださいね。
【花火の音しか聞こえない夢】
あなたの無意識の中にある「不安」や「恐怖心」の表れです。
音が大きければ大きいほど、その気持ちが大きいことを示しています。
それでも花火の音のする方向に行こうとしている場合は、あなたがそれに対して既に何らかの対策を考えていることを表しています。
逆にさらに遠ざかろうとしている場合は、そこから逃げよう、逃げてしまいたいと及び腰になっている可能性があります。
「不安」や「恐怖心」の原因がわかっていれば対策も立てられますが、まだ気づいていない場合は自分の心に向き合って、何がその原因なのか静かに思いを巡らしてみましょう。
直感を大切にするとよいでしょう。
【花火の火の粉が降ってくる夢】
花火を見ている時、その火の粉が自分に向かって落ちてくるという夢は、今取り組んでいることや目標の達成について、何らかの不安や恐怖を持っているという暗示です。
不安や恐怖は正体がわからないと強く感じてしまうもの。
目標を目指して進む時には、さまざまな悩み事、時にはトラブルが発生したりすることもありますが、たいがいは解決できるものです。
心配のし過ぎも夢の実現を妨げる原因になりますので、一人で悩まず誰かに相談することも大切でしょう。
【花火で火事になる夢】
あなたが目標に掲げていることが、今の状況では無理があるという暗示です。
このまま進めてもどこかで行き詰ってしまうので、目標自体を見直すか、もっと慎重に準備をし直すことが必要でしょう。
取り返しがつかなくなる前に、現在の状況、自分の実力、協力者がいるかどうかなど、現実をしっかり分析してみましょう。
【昼間に花火をする夢】
昼間の花火は良く見えないように、あなたが今後の目標を見失ってしまう可能性を示しています。
夢をあきらめざるを得ない状況になる、資格試験や入学試験などに失敗する等、それまでの自分の努力が報われなかった時は、これから何を目指せばよいのか途方に暮れてしまいますよね。
人生の中では一度や二度は必ず体験するものですが、そういう時こそ真摯に自分に向き合うことで更なる高みを目指すチャンスになることもあります。
あなた次第なのです。
☆吉夢・凶夢の両パターン☆
【花火で火傷する夢】
<吉夢の場合>
良い印象の場合は、社会的な地位の向上を示します。
近々信頼できる仲間に恵まれ、その仲間の協力もあって名誉や地位を手にすることができ、そこで得たものを元にさらに高い地位や財産を築く可能性を表しています。
また、他者からよい影響を受け、そのことで考え方や価値観が大きく変わるという意味もあります。
<凶夢の場合>
マイナスの印象を受けた場合は、何か良くない問題やアクシデントが起こる可能性を示唆しています。
一方的な思い込みで行動したり、準備不足のまま見切り発車をすることでミスが発生し、周りに迷惑をかけてしまうことがあるかもしれません。
また、火傷をした部位に実際にケガや病気がある可能性もあるので、気をつけたほうが良いでしょう。
火遊びによる火傷ということから、過ちを犯す暗示であることもあります。
マイナスの印象の場合は、まずは慎重に行動するようにし、火傷をした部位が気になる場合は健康診断などを早めに受けるとよいでしょう。
過ちは社会的信用を失い、立ち直れなくなることもありますので、くれぐれも衝動的な行動には気をつけましょう。
【花火の写真を見る夢】
<吉夢の場合>
恋愛関係か仕事関係か、何らかの決断を下す時が迫っているという暗示です。
迷っていることがあるなら、そのことについて決断する時がきた、チャンスであるというメッセージです。
<凶夢の場合>
自分の夢や目標を、写真を見るようにただ眺めているという暗示です。
まだそこに至るまでのイメージができないのか、計画が不十分なのか、何か不安や迷いがあり、すんなりとは進めない様子です。
これも、吉夢なのか凶夢なのか判断が難しい夢ですね。
あなたが決断を下せば先に進むことなのか、それともまだ実行するには現実味がともなわないとか準備不足の状態なのか、そういったことが手掛かりになるでしょう。
凶夢と判断した場合は、次の運気が上がるタイミングまで待った方が良いかもしれません。
【花火が爆発する夢】
花火は火薬を詰めてつくるものですから、一つ間違えると大きな事故につながる危険性もはらんでいます。
花火が爆発する夢は、不満や怒りがたまっているか、夢の中の印象等で吉凶の意味が違ってきます。
<吉夢の場合>
花火が一瞬で花開くように、突然の幸運が訪れるという兆しです。
今まで努力を重ねてきた人にとっては、思い切って勝負に出る時が来たことを示しています。
爆発の規模がその幸運の大きさと比例していますので、大きければ大きいほど幸運に恵まれるという意味になります。
<凶夢の場合>
現在、抑えに抑えている負の感情がある場合は、それが一気に噴き出す可能性を示唆しています。
誰かに対する不満や怒り、欲望のこともありますので注意が必要です。
また、勝負に出たい気持ちの表れである場合もありますが、夢の中で戸惑っていたり、良い印象がない場合は慎重に行動したほうが良いでしょう。
怒りや不満、不安を抱えて抑え込んでいるのは、大きなバネ(スプリング)を力で抑え込んでいるようなもの。
ある程度までいったら、そこからはもう抑え込むことはできなくなり、手を離せばバーンと跳ね返ってしまいます。
そうなると収拾がつかなくなることもありますので、そうなる前に少しずつ小出しにするか、別の方法でストレスを発散させることがとても大切。
一人で抱え込まないようにしましょう。
【打ち上げ花火を見る夢】
<吉夢の場合>
勝負運が高まっているという暗示です。
恋愛、仕事、投資など何か勝負に出たいと思うことがあり、今まで努力やリサーチを重ねてきたのであれば、今がチャンスであるというメッセージです。
しかし、花火が一瞬で消えるように、チャンスの期間はそんなに長くありません。
即断即決が必要でしょう。
また、あなたの目標がとても大きいことを示していることもあります。
花火の大きさが大きく華やかなほど目標も大きく、達成するにはかなりの努力と時間が必要になりますので、気を引き締めて取り組みなさいというメッセージです。
<凶夢の場合>
あなたの虚栄心が高まっているという暗示です。
見栄をはって生活が必要以上に派手になったり、散財してしまう可能性を示しています。
このような夢を見た時には、大きな買い物をしたり、甘い誘い文句にまどわされたりしないよう、しっかり気を引き締めましょう。
【爆竹の夢】
<吉夢の場合>
爆竹を鳴らしている時の状況が盛り上がっていたり、印象が良い場合は、魔除けやお祝いなどを示しています。
<凶夢の場合>
頻繁な心変わりで、目標や憧れを見失いがちになるという暗示です。
または無意味な神経の苛立ちを示しています。
あなたは気分に流されやすいところがあるのかもしれません。
自分の思い通りにならないとイライラしがち・・・そんなことはありませんか?
冷静さを失わないよう努力するとともに、一度決めた目標をころころ変えるのではなく、一つの目標に向かって努力を続けることの大切さを夢は教えています。
【夜空の花火がとてもきれいだった夢】
<吉夢の場合>
目標を達成することへの強い気持ちや、何かに対する強い憧れから自分もそのようになりたいと一生懸命努力していることを示しています。
今の気持ちを持ちつづければ、きっと良い方向に進むでしょう。
<凶夢の場合>
良くない噂をたてられたり、何か隠していることが表面化することで陰口を言われる可能性を示しています。
規模の小さい花火なら狭い範囲のことですが、大きな花火大会などの場合は注意が必要かもしれません。
【花火と流れ星の夢】
<吉夢の場合>
流れ星が消える前に願い事をすると、願いが叶うという言い伝えがありますね。
花火は目標に向かって頑張っていること、流れ星は運気の上昇や希望を示しますので、その二つを同時に見るということは、あなたの目標を達成するには、運気が上昇している今がチャンスということになります。
流れ星の数が多いほどラッキーです。
<凶夢の場合>
目標や希望を叶えたい気持ちは強いのですが、運気は低迷気味。
花火も流れ星も一瞬のものですから、良いことが長続きしない可能性もあります。
前向きになれず、失敗したらどうしようなどと不安になっているようです。
吉凶どちらになるかの判断は難しいところですが、夢を見た時の印象や流れ星の数などが手掛かりになるでしょう。
良い方向に物事が進んだ時には、波に乗りながらも慎重さを忘れずに、また不安が的中したときにはあきらめず、継続していくことで成功への道が開ける可能性があります。
まとめ
《ほぼ吉夢といえる夢》
【星空に花火があがる夢】
→今までの努力が報われ、願いが叶うという暗示。
【屋上で花火を見る夢】
→自分自身を客観的に見る力があるというメッセージ。
【雨の中で花火をする夢】
→価値観が変わることなどによって、あなたの目標が変わるという暗示。
【お祭りで花火が打ちあがる夢】
→目標達成に向けての意欲がたかまり、良い知らせが届く可能性を示す暗示。
【手持ち花火をする夢】
→自分の実力にみあった目標を持ち、それが達成できるという暗示。
【花火と虹の夢】
→願い事が叶うという暗示。
《ほぼ凶夢といえる夢》
【ねずみ花火の夢】
→目標や憧れを叶えるにあたって小さな邪魔が入る可能性が。
【ロケット花火の夢】
→異性に対しての興味、恋愛をしたいという欲求の高まりを示す暗示。
【花火の音しか聞こえない夢】
→無意識の中にある「不安」「恐怖心」の表れ。
【花火の火の粉が降ってくる夢】
→目標の達成についての「不安」や「恐怖」の表れ。
【花火で火事になる夢】
→今の目標には無理があるという暗示。
【昼間に花火をする夢】
→目標を見失ってしまうという暗示。
《吉夢・凶夢の両パターンある夢》
【花火で火傷する夢】
→<吉夢>の場合は社会的な地位の向上⇔<凶夢>の場合は問題やアクシデントが起こる暗示。
【花火の写真を見る夢】
→<吉夢>の場合は迷っていることについて決断の時が来たという暗示⇔<凶夢>の場合は夢や目標に向かって進むことをせず、ただ眺めているというメッセージ。
【花火が爆発する夢】
→<吉夢>の場合は幸運の訪れ、勝負に出る時が来たというメッセ―ジ⇔<凶夢>の場合は抑えていた負の感情が噴き出す可能性の表れ。
【打ち上げ花火を見る夢】
→<吉夢>の場合は勝負運の高まりを示す⇔<凶夢>の場合は虚栄心の高まりを示す。
【爆竹の夢】
→<吉夢>の場合は魔除けやお祝いを表す⇔頻繁な心変わりにより目標を見失う可能性を表す。
【夜空の花火がとてもきれいだった夢】
→<吉夢>の場合は目標に向けて強い気持ちで努力していることを示す⇔<凶夢>の場合は隠していることが露見する、悪い噂を立てられるという暗示。
【花火と流れ星の夢】
→<吉夢>の場合は目標を達成するチャンスという暗示⇔良いことが長続きせず、不安になっているという暗示。
以上、「花火の夢」に関する《19パターン》でした。
いかがでしたか?
吉凶が半々という結果でしたが、自分の夢や希望を叶えるには、強い気持ちとタイミングが大切というのが、とてもよくわかりますね。
そして、吉になるか凶になるかで、花火の持つ特性が逆の意味を持つようになるというのがとても面白いところだと思います。
一瞬でパッと咲く花火の瞬発力や華やかさをとれば<吉夢>になり、<凶夢>の場合はそれが長続きしない、儚さの象徴になります。
そういう意味では、同じ夢でも吉にするか、凶にするかは、実は自分自身なのかもしれませんね。
あなたの未来を明るく照らす花火になりますように。