はじめに
明かりというのは古来から人の生活になくてはならないものでした。
明かりがあるから暗い夜道でも迷わず安心して歩くことができる。
家に帰って真っ暗な部屋に灯りが灯るとそれだけでも自然とほっとできるものです。
今の生活には当たり前になっている明かりですが、改めて考えてみるとなくてはならないものだと気づくことができますね。
そんな私たちの生活にはなくてはならない明かり。
夢の中ではどのような意味を持っているのでしょうか？
あなたの見た明かりを夢の意味を考えるために、まずは明かりの持つ基本的な意味から考えていきましょう。
もくじ
「明かり（灯り）の夢」が暗示するもの
夢の中での明かりは基本的には良い意味の夢が多いものです。
「ひらめき」
「解放」
「希望」
「安らぎ」
という4つが主な意味になりますが、どれも私たちに安心を与えてくれる意味になります。
街灯も何もない夜道に1つでも灯りがあるとそれだけで安心できますし、暗い中から明かりを目指して歩いていくことで目的地を見失わずにすむことができます。
明かりの光が強ければ強いほど、あなたの中に眠っている能力が高いことを示しているため、あなたの向上心が高まっていることを意味する夢となります。
とはいえ、夢の中の状況によっては、あなたに対して警告を告げるという意味になる場合もあるのです。
あなたの夢の中での明かりの意味をより深くしるために、シチュエーション別の明かりの夢について解説していきます。
あなたの夢の内容に似たものがあるかどうか確認してみてくださいね。
シチュエーション別「明かり（灯り）の夢」の暗示
夢の中では明かりがついている状態でしたか？
それとも明かりに向かって歩いている状態でしたか？
今いる場所に明かりがともっているのか、それともあなた自身が灯りを灯しているのかによって夢の中の意味は変わってきます。
またどんな灯りだったのかを見る事から、あなたの今の状況を客観的に知る手がかりにもなります。
いくつかのシチュエーション別の「明かり（灯り）」の意味をご紹介していきます。
あなたの記憶に残っている夢のシチュエーションを照らし合わせながら、夢の中に含まれるあなたへのメッセージを読み解いていきましょう。
☆吉夢☆
【明かりのともった場所に出る夢】
明かりのともった明るい場所に出る夢は、あなたの願いが成就することを暗示しています。
仕事での昇進や昇給、恋愛成就、人間関係改善などあなたが願っていることがうまくいくことをあなたに教えてくれています。
今のあなたは開放的な気持ちを感じており、何をするにも自信を持って行動できる状態だといえるでしょう。
新しい事、今まで躊躇してしまっていた事、未知の分野など興味がある分野にどんどん挑戦していきましょう。
今のあなたならどんなことにでも意欲的に取り組むことができますよ!
【まばゆい明りに囲まれている夢】
一面明かりがともっている夢は、あなたの知恵や知識によるひらめきに恵まれている状態であることを暗示しています。
今のあなたは閃きがあふれ、直観も冴えわたっていることでしょう。
直観に従って行動するというのは、あやふやなことを事実として捉えて行動する事です。
この行動をするためには、信じる根拠は自分の感覚という曖昧な根拠しかありません。
そのため、行動することに躊躇してしまうかもしれません。
直観というのは、第六感という五感を超えた感覚です。
人は生きている中で五感を用いて状況を判断することが多く、第六感というあやふやな根拠をあてにすることはあまりありません。
でも、時にはこの第六感を信じて行動することで自分の能力以上の成果を手に入れられることもあります。
明りに囲まれた夢を見たあなたの直感は冴えわたっています。
たまには、あなた自身の中の直感を信じて行動してみてください。
自分で想像する以上にうまくいくかもしれませんよ。
【明かりがつく夢】
夢の中で明かりがつく夢を見た場合は、あなたの立場や目的が明確化されたことを表しています。
アイデアが浮かび、将来についての展望がはっきりと見えてくるでしょう。
今の時期は、不安よりも安心が強くなる時ですので、平穏を感じることが多くなるでしょう。
今までは漠然としていた将来についてもしっかりとした目的が見えてくるようになるはずです。
目的までの道筋がはっきり見えたのであれば、何か具体的な行動を少しで始めてみることもおすすめです。
どんなことでも一番大変なのは最初の一歩です。
この後もスムーズに物事が進んでいくように、今のこの時期に具体的な一歩を踏み出せるように意識していきましょう。
【明りに向かって歩いていく夢】
あなたが夢の中で明かりに向かっていっている夢は、運気が開けていくことを暗示しています。
近々、あなたの望みが成就することが約束されていますので、期待していてくださいね。
ただ、安心して最後の最後で失敗してしまわないように、できる限りの努力は最後まで忘れないように気を付けてくださいね。
【暗い場所から明るい方へ向かっていく夢】
暗い場所から明るい方向へ向かっていく夢は、問題が解決に向かっていることを表しています。
今、あなたが置かれている状況は辛く大変な状況かもしれませんが、あなたを悩ませている問題は解決に向かっていると夢は教えてくれているのです。
あなたを悩ませている問題は近々解決に向かっていきますので、安心してください。
また、暗い場所から明るい方へ向かっていく夢には、心にある鬱憤が晴れる前兆でもあります。
今は悩んだり、落ち込んだり、気分は沈んでしまっているかもしれませんが、その気分はいずれ晴れやかな気分へと変わっていくでしょう。
【明かりを持っている人が近づいてくる夢】
明かりを持っている人が近づいてくる夢は、誰かに援助してもらえることを暗示しています。
あなたが問題に直面した時や、思わぬトラブルに見舞われた際に誰かがあなたを助けてくれることを表しています。
明かりを持っている人があなたの知っている人ならば、その人に相談することで思わぬ解決策を見つけられる場合もあります。
困ったときや、一人ではどうにもできないと感じた時には、相談に乗ってもらうといいでしょう。
【暗闇に突然ライトが灯る夢】
暗闇にいる時に突然ライトが灯る夢は、アイデアやインスピレーションに恵まれることを暗示しています。
取り組んでいる課題に対してアイデアが浮かんだり、インスピレーションを感じて始めたことがうまくいったり、抱えている問題への解決策を思いついたり、アイデアやインスピレーションに恵まれることを表しています。
アイデアやインスピレーションというのは、あなたがこれまで培ってきた努力や経験が活かされたものです。
決して棚ぼた的なものではありません。
あなたが今まで努力してきたことが報われることを意味しているのです。
ただ、せっかく浮かんだアイデアも行動に移さなければ成果にはつながりません。
せっかくのチャンスを逃さないためにも、思いついたアイデアやインスピレーションを信じて行動することも忘れないでくださいね。
【シャンデリアが明るく輝いている夢】
シャンデリアのように明るく輝く灯りの夢は、あなたの成功や繁栄を暗示しています。
あなたの思うように物事が進んだり、思いもよらぬ幸運に恵まれる事を表しているのです。
あなたがやりたいこと、興味のある分野などいろいろなことにチャレンジしてみてください。
今のあなたならいつも以上の実力を発揮することができるはずです。
この機会にあなたの能力をさらに開花できるようにチャレンジする勇気を大切にしてくださいね。
☆凶夢☆
【明かりがつかない夢】
部屋などの明かりをつけようとしたのにつかない夢は、目的達成に対して自身の知識や経験が不足していることを表しています。
明かりをつけようとしていることからやる気はあることを表しているのですが、物事を達成するための知識や経験が不足してしまっている状態を表しているのです。
またこの状況の時の直感を盲目的に信じるのは危険なので注意してください。
直観というのは、あなたの持っている知識や経験が土台となって得られるものです。
土台となる知識や経験が不足している現状で、直感をあてにすることは一か八かのギャンブルのようなものです。
地道に思えるかもしれませんが、まずは知識と経験を積み重ねる事を大切にしましょう。
知識や経験がしっかりと積み重ねることは遠回りに思えるかもしれませんが、実は目的達成への一番の近道になってくれるものです。
その知識と経験をしっかりと活かしていけるように、土台を固める時期と思ってじっくりと腰を据えて努力するように意識してくださいね。
【明かりが消えてしまう夢】
明かりが消えてしまう夢は、不安な出来事が起こる予兆となります。
今まで信用していたことが信用できなくなってしまったり、信用していた人に裏切られてしまったりして疑心暗鬼になってしまっているようです。
今は、何を見ても信用できず、心の中は不安でいっぱいになっているかもしれません。
この時期に何か決断することは極力避けるようにしましょう。
不安の内容がしっかりと把握できている場合は、できることから行動するようにしましょう。
不安とは何もしなければ余計に増大するものです。
行動することで不安が解消することも多いので、できる範囲での行動はするようにしていきましょう。
ただ、行動することさえ不安でできないようなら、まずはあなた自身が落ち着けるように一人の時間を持つなどしてしっかりと休息するようにしましょう。
焦って行動するして余計に問題を大きくしてしまわないようにだけ気を付けてくださいね。
【明かりが途中で消えてしまう夢】
明かりが途中で消えてしまう夢は、あなたの心の中の不満でいっぱいになっていることを表しています。
失望や落胆を感じてしまう状態に陥ってしまうことがあるかもしれません。
あなたの心の中が不安や不満でいっぱいの時は、物事に対処すること自体が難しくなってしまい、乗り越える気力すらわかないかもしれません。
まずはあなたの心がすっきりするように不満や不安についてじっくりと考えるようにしてみてください。
あなたの心の状態がすっきりすれば、物事にも落ち着いて対処できるようになるでしょう。
1人で抱えるのがしんどい時には、家族や信頼できる友達などに相談してみるのもいいでしょう。
誰かに話すだけでも、不満や不安がすっきりすることもありますから。
無理せず、今はゆっくりとすることを最優先にしてくださいね。
【明かりとは違う方向へ進んでいく夢】
明かりとは違う方向に進んでいく夢は、あなたの考え方ややり方が間違っていることを暗示しています。
今のままのやり方では、問題解決まで相当な時間がかかってしまうでしょう。
ただ、真っ暗闇ではなく、明かりはちゃんとついているので問題が解決できないわけではありません。
考え方ややり方を少し軌道修正するだけで、問題解決できる場合もあります。
まずは問題点について今一度ゆっくりと考え、より最善の策がないかを考えてみましょう。
解決ができないわけではありませんので、今一度問題に対してゆっくりと取り組む姿勢を忘れないでくださいね。
【明かりのある場所から遠ざかっていく夢】
明かりのある場所からどんどん遠ざかっていく夢は、あなたが進んでいる道を誤っていることを暗示しています。
解決策や問題への取り組み方を見直してみるべきと警告の意味になります。
私たちは問題が解決しないと先に進めないと思いがちですが、時には問題から逃げることも一つの方法です。
問題によっては具体的に取り組むよりも、時期がくるのをじっと待つことでうまくいく場合もあります。
あなたの直面している問題は、本当に今すぐに解決するべき問題なのかと新しい視点で考え直し見る事も必要かもしれませんね。
どうしても解決しなければならない場合でも、今のやり方では解決にはたどり着きませんので、今一度問題への取り組み方を考え直してみるようにしてくださいね。
【明かりを持っている人が離れていってしまう夢】
明かりを持っている人が離れていってしまう夢は、あなたが周りからの支援を受けられず問題解決までに長い時間がかかってしまうことを表しています。
あなたが周りから支援を受けられていないのはなぜなのかを一度考えてみる必要があるかもしれません。
あなた自身の考えに固執するあまり周囲の意見をないがしろにしてしまっていたり、他力本願になってしまって自分で行動しようとしていなかったりと何か思い当たることはありませんか？
少しでも思い当たる部分があるのなら、少しずつでも改善していけるように努力していきましょう。
問題解決には時間がかかるかもしれませんが、小さなことを積み重ねていくことで問題解決も近づき、あなたが成長する機会にもなります。
ゆっくりでもかまいませんので、一つずつ改善していくように意識していきましょう。
【懐中電灯の灯りの夢】
夢の中で懐中電灯をつけていた場合は、周囲に対する敬意を忘れないようにという警告夢です。
自己中心的な考えに陥ってしまっていないか、今一度注意してみましょう。
敬意を忘れてしまうと、あなた自身も人から敬意を持って接してもらうことはできません。
お互いがお互いを尊重するからこそ、素敵な人間関係が形成されていくのです。
周囲の人への敬意や、周囲の人を尊重する気持ちは忘れないように気を付けてくださいね。
【ろうそくの灯りが揺れている夢】
ろうそくの灯りが揺れている夢は、あなたの心が不安定になってしまっていることを表しています。
特にろうそくの灯りが消えてしまいそうになってたり、消えてしまったりという場合は、あなたがショックを受ける出来事が起こる可能性を示唆しています。
まずは、あなたの心が落ち着けるようにしていきましょう。
ゆっくり休んだり、一人の時間を持ったり、少しでも心を落ち着ける時間を持つなどして気持ちを落ち着ける事を最優先にしてください。
心に余裕がないと視野も狭くなってしまい、悲観的な考えに陥ってしまいがちです。
ほっとする時間を少しずつ増やしていくように意識するようにしてくださいね。
☆吉夢・凶夢の両パターン☆
【懐中電灯の明かりを消す夢】
＜吉夢の場合＞
あなたの意思で懐中電灯の明かりを消す夢は、あなたの決断力、判断力が高まっていることを表しています。
今のあなたは難しい問題にも的確に決断、判断することができるでしょう。
何か決断が必要な場合でも、自信を持って決断してくださいね。
＜凶夢の場合＞
反対に、あなたの意思とは関係なく明かりが消されてしまった場合は、誰かに干渉されてストレスを感じている状態を表しています。
家庭や職場での人間関係のトラブルに巻き込まれてしまう可能性があります。
トラブルが深刻になってしまわないように、いつも以上にあなたの言動や行動に注意するようにしてくださいね。
【ランプの灯りの夢】
＜吉夢の場合＞
ランプに灯った灯りは、あなたが希望に包まれていることを暗示しています。
特にランプが勢いよく燃えていたなら、あなたの恋愛運は絶好調であることを表しています。
お相手がいる方は二人の絆がより深くなる出来事が起こるかもしれません。
お相手がいない方は、素敵な出会いが訪れる兆しですので、積極的に色々な場所にでかけるようにしてくださいね。
＜凶夢の場合＞
ランプの炎が消えかかっていたり、消えてしまったりする夢は、恋の終わりを表しています。
本当に大切な人なら、あなたの素直な気持ちを伝えたり、感謝の気持ちを表現したりして関係修復できるように努力していきましょう。
恋愛とは一人でできるものではありません。
相手の人への気遣いなどを忘れてしまっていないか今一度考え直してみてくださいね。
以上、「明かり（灯り）の夢」についてシチュエーション別に意味をご説明してきました。
明かりの夢は、基本的にはいいことを表す夢となりますが、明かりが消えたり、明かりから遠ざかったりする夢は、警告の意味を持っています。
何か思い当たる部分がないか考え直す機会にしてみてくださいね。
夢は、あくまでも今の現状を表しているものです。
あなたが変われば夢の内容も、現実もあなたに沿って変わっていきます。
夢の内容に必要以上に不安になる必要はありませんが、何か思い当たる部分がある場合は、今後の行動に活かしてみてください。
夢の内容をひとつのきっかけにして、あなたが日々を穏やかに過ごせるようにしてくださいね。
今回の情報があなたの今後のために少しでもお役に立てていれば幸いです。